フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023
フレデリック・ワイズマンのすべて

第9期:2025年3月4日(火)-3月8日(土)(5日間)
第10期:2025年3月11日(火)-3月15日(土)(5日間)
第11期:2025年3月25日(火)-3月29日(土)(5日間)
会場:アテネ・フランセ文化センター

州議会

法と秩序

高校2

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
60年近くにわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきた。
ワイズマン自身が“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出される。 本特集では、1967年から2023年に撮られた47作品のうち、現時点で上映可能な44作品を11期に分けて上映。巨匠フレデリック・ワイズマンの足跡をたどる。

上映作品の解説はこちら

■上映スケジュール
※チケットは1回目上映開始の30分前から、当日上映分を販売します。

第9期:2025年3月4日(火)-3月8日(土)(5日間)
3月4日(火)

14:10 『州議会』(217分)+休憩あり
18:30 『パリ・オペラ座のすべて』(158分)

3月5日(水)

16:30 『ボクシング・ジム』(91分)
18:30 『クレージーホース・パリ 夜の宝石たち』(134分)

3月6日(木)

13:30 『大学―At Berkeley』(244分)
18:00 『ナショナル・ギャラリー英国の至宝』(181分)

3月7日(金)

13:50 『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』(190分)
17:30 『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(197分)

3月8日(土)

14:00 『高校』(75分)
15:40 『少年裁判所』(144分)

第10期:2025年3月11日(火)-3月15日(土)(5日間)
3月11日(火)

15:40 『法と秩序』(81分)
17:30 『パブリック・ハウジング』(195分)+休憩あり

3月12日(水)

13:10 『セントラル・パーク』(176分)+休憩あり
16:50 『高校2』(220分)

3月13日(木)

15:30 『BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界』(170分)+休憩あり
19:00 『ボクシング・ジム』(91分)

3月14日(金)

15:00 『アスペン』(146分)
18:00 『パナマ運河地帯』(174分)

3月15日(土)

14:00 『病院』(84分)
16:00 『福祉』(167分)

第11期:2025年3月25日(火)-3月29日(土)(5日間)
3月25日(火)

14:10 『DV ドメスティック・バイオレンス』(195分)+休憩あり
18:00 『DV2 ドメスティック・バイオレンス2』(160分)

3月26日(水)

13:40 『メイン州ベルファスト』(248分)+休憩あり
18:30 『インディアナ州モンロヴィア』(143分)

3月27日(木)

13:50 『基礎訓練』(89分)
15:50 『シナイ半島監視団』(127分)
18:30 『ミサイル』(115分)

3月28日(金)

16:10 『競馬場』(114分)
18:30 『動物園』(130分)

3月29日(土)

14:10 『チチカット・フォーリーズ』(84分)
16:00 『大学―At Berkeley』(244分)

■監督情報

フレデリック・ワイズマン

フレデリック・ワイズマン
Frederick Wiseman


1930年生まれ。イェール大学大学院卒業後、弁護士として活動を始める。やがて軍隊に入り、除隊後、弁護士業の傍ら大学で教鞭をとるようになる。63年にシャーリー・クラーク監督作品『クール・ワールド』をプロデュースしたことから映画界と関係ができ、67年、初の監督作となるドキュメンタリー『チチカット・フォーリーズ』を発表。合衆国裁判所で公開禁止処分となるが、その後も社会的な組織の構造を見つめるドキュメンタリーを次々に制作する。71年に現在も拠点とする自己のプロダクション「ジポラフィルム」を設立。以後、劇映画『セラフィータの日記』(82)『最後の手紙』(02)『カップル』(2022)をはさみ、精力的にドキュメンタリーを作り続け、「現存の最も偉大なドキュメンタリー作家」と称される。2024年、最新作『至福のレストラン 三つ星トロワグロ』が公開された。


■当日券のみ/先着順
■各回入替制
■全作品日本語字幕

■料金

一般=1300円(3回券=3000円
学生/シニア=1000円

アテネ・フランセ文化センター会員:
800円

全作品鑑賞券=10,000円
(限定50枚 各作品1回鑑賞・複数人使用不可)
※全作品鑑賞券は第1期初日の12月6日(金)16:40より販売
※全作品鑑賞券の購入は1名につき1枚のみ

※全作品鑑賞券は完売いたしました。