フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023
フレデリック・ワイズマンのすべて

第1期:2024年12月6日(金)-12月7日(土)(2日間)
第2期:2024年12月10日(火)-12月14日(土)(5日間)

会場:アテネ・フランセ文化センター

チチカット・フォーリーズ

肉

シナイ半島監視団

1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
60年近くにわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきた。
ワイズマン自身が“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出される。 本特集では、1967年から2023年に撮られた47作品のうち、現時点で上映可能な44作品を11期に分けて上映。巨匠フレデリック・ワイズマンの足跡をたどる。

上映作品の解説はこちら

■上映スケジュール
※チケットは1回目上映開始の30分前から、当日上映分を販売します。

第1期:2024年12月6日(金)-12月7日(土)(2日間)
12月6日(金)

17:10 『チチカット・フォーリーズ』(84分)
19:00 『高校』(75分)

12月7日(土)

14:50 『法と秩序』(81分)
16:40 『病院』(84分)
18:30 『基礎訓練』(89分)

第2期:2024年12月10日(火)-12月14日(土)(5日間)
12月10日(火)

16:00 『エッセネ派』(89分)
18:00 『少年裁判所』(144分)

12月11日(水)

15:50 『霊長類』(105分)
18:00 『福祉』(167分)

12月12日(木)

15:40 『肉』(113分)
18:00 『パナマ運河地帯』(174分)

12月13日(金)

16:20 『シナイ半島監視団』(127分)
19:00 『軍事演習』(115分)

12月14日(土)

13:50 『モデル』(129分)
16:30 『ストア』(118分)
19:00 『競馬場』(114分)

■監督情報

フレデリック・ワイズマン

フレデリック・ワイズマン
Frederick Wiseman


1930年生まれ。イェール大学大学院卒業後、弁護士として活動を始める。やがて軍隊に入り、除隊後、弁護士業の傍ら大学で教鞭をとるようになる。63年にシャーリー・クラーク監督作品『クール・ワールド』をプロデュースしたことから映画界と関係ができ、67年、初の監督作となるドキュメンタリー『チチカット・フォーリーズ』を発表。合衆国裁判所で公開禁止処分となるが、その後も社会的な組織の構造を見つめるドキュメンタリーを次々に制作する。71年に現在も拠点とする自己のプロダクション「ジポラフィルム」を設立。以後、劇映画『セラフィータの日記』(82)『最後の手紙』(02)『カップル』(2022)をはさみ、精力的にドキュメンタリーを作り続け、「現存の最も偉大なドキュメンタリー作家」と称される。2024年、最新作『至福のレストラン 三つ星トロワグロ』が公開された。


■当日券のみ/先着順
■各回入替制
■全作品日本語字幕

■料金

一般=1300円(3回券=3000円
学生/シニア=1000円

アテネ・フランセ文化センター会員:
800円

全作品鑑賞券=10,000円
(限定50枚 各作品1回鑑賞・複数人使用不可)
※全作品鑑賞券は第1期初日の12月6日(金)16:40より販売
※全作品鑑賞券の購入は1名につき1枚のみ

■お問い合わせ・会場

アテネ・フランセ文化センター
東京都神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
JR 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分
03-3291-4339

■主催

コミュニティシネマセンター

アテネ・フランセ文化センター

■共催

映画美学校

■特別協力
ジポラフィルム