ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2014
オープニング特別企画:講演+上映『オトン』
Rétrospective Straub-Huillet 1962-2014
2015年10月15日(木)
会場:アテネ・フランセ文化センター
映画による抵抗運動を続けたジャン・マリー・ストローブとダニエル・ユイレ。2006年、同志にして伴侶であったユイレを失った後も過激な映画制作を展開するストローブ。デジタル時代に入ってもその創作意欲は衰えを知らない。
ストローブ=ユイレの時代からストローブの時代へ。
その軌跡をたどる41作品を一挙上映。
オープニング特別企画では『オトン』の主演も務めたアドリアーノ・アプラ氏をむかえ、講演していただきます。
関連企画のご案内
第1部:ストローブ=ユイレの時代
2015年11月4日(水)-11月18日(水)(日曜・月曜休館/11日間)
『マホルカ=ムフ』1962から『シチリア!』 1998まで(21作品)
第2部:ストローブ=ユイレの時代からストローブの時代
2015年12月1日(火)—12月5日(土)(日曜・月曜休館/5日間)
『労働者たち、農民たち』2000から『おお至高の光』2009まで(11作品)
第3部:ストローブの時代
2016年1月27日(水)-1月30日(土)(日曜・月曜休館/4日間)
『ある相続人』2011から『アルジェリア戦争!』2014まで(9作品)
■上映スケジュール
※チケットは17:40から販売します。
10月15日(木)
18:00 | 講演:アドリアーノ・アプラ(映画研究者/『オトン』主演) |
19:00 | オトン(88分) |
■上映作品
オトン
Les yeux ne veulent pas en tout temps se fermer ou Peut-être qu'un jour Rome se permettra de choisir à son tour(Othon)
1969年(88分)※35mm
監督:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
撮影:ヴーゴ・ピッコーネ
17世紀フランス・ バロック演劇の大作家ピエール・ コルネイユの埋もれた悲劇「オトン」を、現代のローマの廃墟で、フランス語の不得手な素人が演じる。暴君ネロ亡き後の混迷する帝政ローマの政略劇が、恋の駆け引きを交えて語られる。