佐藤真


1957年、青森県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。大学在学中より水俣病被害者の支援活動に関わる。1981年、『無辜なる海』(監督=香取直孝)に助監督として参加。1989年から新潟県阿賀野川流域の民家で住み込みながら撮影を始め、1992年、『阿賀に生きる』を完成。ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭銀賞、など国内外で高い評価を受ける。以降、『まひるのほし』(1998)、『SELF AND OTHERS』(2000)、『花子』(2001)、『阿賀の記憶』(2004)、『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(2005)を発表。他に映画やテレビ作品の編集・構成、映画論の執筆など多方面に活躍。京都造形芸術大学教授、映画美学校主任講師として後進の指導にも尽力。2007年9月4日逝去。享年49。


過去の上映作品

阿賀に生きる 1992
我家の出産日記 1994
狐火伝説の町・津川 1995
水俣病ビデオQ&A 1996
写真で読む東京 1996
虹のかけ橋-台所と農業をつなぐ地域自立への長い挑戦 1997
保育園の日曜日 1997
女神さまからの手紙 1998
まひるのほし 1998
日本NGOとバナナ村の10年 1999
SELF AND OTHERS 2000
新潟県の歴史 2000
市場最大の作戦 2001
表現という快楽 2001
花子 2001
星の文人 野尻抱影 2002
阿賀の記憶 2004
中東レポート=アラブの人々から見た自衛隊イラク派兵 2004
エドワード・サイード OUT OF PLACE 2005