京都に暮らす花子は、知的障害者のためのデイセンターに通う一方、夕食後には畳をキャンバスにたべものを絵の具のように並べるという日課を欠かさない。母は6年に渡ってその「たべものアート」を写真に撮り続けてきた。花子と彼女を取り巻く家族の物語。