「イラン映画を福岡の宝物に(AIFM)」プロジェクト東京上映会
The Archiving of Iranian Film Masterpieces
in Fukuoka Project
イラン映画の名匠マジッド・マジディ監督特集
Majid Majidi Selection
2026年6月9日(火)―6月13日(土)[5日間]
会場:アテネ・フランセ文化センター
『運動靴と赤い金魚』(1997)『太陽は、ぼくの瞳』(1999)『少女の髪どめ』(2001)で三度モントリオール世界映画祭グランプリを受賞するなど国際的に高く評価されたイラン映画の名匠マジッド・マジディMajid Majidi監督の最近作2作品『預言者ムハンマド』2015『サン・チルドレン』2020が、「イラン映画を福岡の宝物に(AIFM)」プロジェクトの一環として福岡市総合図書館に新たに寄託されることとなりました。
これを記念してマジッド・マジディ監督作品の特集上映を行います。
マジット・マジディ監督が描く「もうひとつのイランの姿」
「福岡国際映画祭は30年にわたり、イラン映画とともに歩んできました。人々の日常や文化、静かな営みを映し出す作品の数々は、日本の観客に遠くアジアの西端に生きるイランの人々の息づかいを伝え、見えない距離をそっと縮めてきました。
中でも、マジッド・マジディ監督の映画は、子どもたちのまなざしや家族の絆を通して、人間のやさしさと尊厳を静かに描き出します。
今回の上映にあたり、AIFM(「イラン映画を福岡の宝物に」)プロジェクトは福岡市総合図書館に所蔵されるマジッド・マジディ監督作品のコレクションに、新たに二作品を加えました。既存の作品とあわせて、その世界をあらためてご覧いただければ幸いです。
紛争の影に覆われがちなイメージの向こうにある、もうひとつのイランの姿に思いを巡らせる機会となることを願っています。」
――――ショーレ・ゴルパリアン(イラン映画プロデューサー)
■上映スケジュール
6月9日(火)
| 14:30 | 『バデュク(邦題:バダック、砂漠の少年)』[89分] |
| 16:30 | 『父』[92分] |
| 18:30 | 『バラン(邦題:少女の髪どめ)』[100分] |
6月10日(水)
| 14:20 | 『裸足でヘラートまで』[65分]+『僕らのオリンピック』[5分] |
| 16:00 | 『柳の木のように』[97分] |
| 18:00 | 『預言者ムハンマド』[178分版] |
6月11日(木)
| 14:50 | 『サン・チルドレン』[99分] |
| 17:00 | 『バラン(邦題:少女の髪どめ)』[100分] |
| 19:00 | 『裸足でヘラートまで』[65分]+『僕らのオリンピック』[5分] |
6月12日(金)
| 15:00 | 『柳の木のように』[97分] |
| 17:00 | 『父』[92分] |
| 19:00 | 『バデュク(邦題:バダック、砂漠の少年)』[89分] |
6月13日(土)
| 13:00 | 『預言者ムハンマド』[178分版] |
| 16:30 | 『サン・チルドレン』[99分] |
| 18:30 | トーク マジット・マジディ監督[オンライン登壇]=予定 司会:石坂健治(日本映像学会アジア映画研究会代表) |
■監督紹介

マジッド・マジディ
Majid Majidi
1959年テヘラン生まれ。高校時代から演劇に興味を持ち、俳優や演出家として活躍。その後、映画界に活動を移し、俳優として活躍。特に、イラン映画界の重鎮モフセン・マフマルバフ監督の初期作品『ボイコット』(1985)に出演した経験は、彼が監督業へと転身する大きな糧となった。1992年、初の長編監督作品『バデュク(邦題:バダック、砂漠の少年)』を発表。この作品でカンヌ国際映画祭の監督週間に選出され、東京国際映画祭のヤングシネマ部門でも上映され、その才能を国際舞台に知らしめた。
その後、マジディの名を一躍世界に刻んだのは、1997年の傑作『天使のような子どもたち(邦題:運動靴と赤い金魚)』で、この作品はイラン映画史上初となるアカデミー外国語映画賞にノミネートされた。
主な映画作品に『父』『バラン(邦題:少女の髪どめ)』『カラー・オブ・パラダイス(邦題:太陽は、ぼくの瞳)』『柳の木のように』『すずめの唄』『預言者ムハンマド』『サン・チルドレン』


