ベルギーの伝説的映画作家
ボリス・レーマン監督特集
Boris Lehman Retrospective
2026年11月17日(火)―11月19日(木)[3日間]
会場:アテネ・フランセ文化センター
ベルギー人実験映画作家ボリス・レーマンが、御年82歳にして初来日。これに伴い、アテネ・フランセ文化センターで特集上映が行われます。レーマン監督が手がけた600本超の作品の中から厳選した7作品を上映。11月18日(水)上映の『アルバム1』(サイレント映画)はレーマン監督自身の朗読による生演奏付き上映となります。
■上映スケジュール
*各回上映前に監督による10分の作品紹介あり
(19日『私の七つの場所(第二部)』を除く)
11月17日(火)
| 13:15 | 『交響曲』[35分]+『鯉のように押し黙る』[38分]+『人と私を結ぶ物』[15分] |
| 15:20 | 『マグヌム・ベギナジウム・ブリュクセレンセ』[149分] |
| 18:30 | 『髪の物語(シベリア)』[83分] |
| 20:10 | トーク ボリス・レーマン(映画監督) グザビエ・ガルシア・バードン(映画研究者・キュレーター) |
11月18日(水)
| 18:50 | 『アルバム1』生演奏付き上映[60分] 朗読:ボリス・レーマン 演奏:Tomoyoshi Date PA:空弥 |
| 20:00 | トーク ボリス・レーマン グザビエ・ガルシア・バードン |
11月19日(木)
| 13:50 | 『私の七つの場所(第一部)』[167分] |
| 17:20 | 『私の七つの場所(第二部)』[148分] |
| 20:00 | トーク ボリス・レーマン グザビエ・ガルシア・バードン 太田光海(文化人類学者・映画監督) |

ボリス・レーマン
Boris Lehman
1944年3月3日、スイスのローザンヌ生まれのベルギ一人実験映画作家。当初はピアノを学んでいたが、1960年代初頭に写真と映画に関心を持つようになる。1966年、ブリュッセルの国立高等芸術学院で映画学を修了後、映画批評家として雑誌に寄稿。1965年から1983年にかけては、精神障害者のデイケアセンターに勤務しながら映画制作を開始し、シネマを治療ツールとして活用。その後、映画団体「シネリーブル」「シネディット」および若手映画作家のワークショップ「AJC」を設立。
シャンタル・アケルマン、アンリ・ストルク、サミー・シュリンガーバウムら、ベルギーを代表する映画作家たちと助手・俳優として協働した。スーパー8・16ミリ・ビデオ形式で約600本の映像作品を制作し、60万枚の写真を撮影している。
ジョナス・メカスと同様に、映画を日常生活に根ざした芸術として捉える。時間への態度はおおらかで、『バベル』は9本の映画で構成された総尺25-30時間に及ぶ大作(1983-2021年)。人生を映画に、映画を人生に変えてきた作家であり、一度きりの上映のために編集された作品も多い。その映像作品は数多くの映画祭やシネクラブで上映されている。





