ジャン=クロード・ルソー レトロスペクティヴIII
2016年12月2日(金)、12月3日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター
ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが「ヨーロッパで最も偉大な映画作家」と賞賛し、海外では特集上映 も組まれながら、日本ではほとんど紹介される機会のなかったルソー監督。今回は同志社大学寒梅館で行われてきたレトロスペクティヴの第3弾として、2014年に日本で撮影された最新作や、未公開作品を含む9作品を、神戸・京都・東京の3都市/3会場にて開催します。
■上映スケジュール
12月2日(金)
18:30 | 『Trois Fois Rien』(78分) |
19:50 |
Q&A ゲスト:ジャン=クロード・ルソー(映画監督) |
12月3日(土)
11:50 | 『晩秋』『かくも遠く、かくも近く』(計60分) |
13:20 | 『彼の部屋から』『愛の歌』(計79分) |
14:40 | トーク:ジャン=クロード・ルソー+廣瀬純(批評家) |
■監督紹介
ジャン=クロード・ルソー
Jean-Claude Rousseau
1948年パリ生まれ。70年代、ニューヨークでアンディ・ウォーホルらアメリカのアンダーグラウンド映画の洗礼を受けると同時に、小津映画を発見する。フランスへ帰国後、ブレッソン作品をフェルメール絵画との関係において論じたテクストを著し、処女作『窓際で手紙を読む若い女』(1983)を制作。初長編作は『ローマの遺跡』 (1989) 。ルソーをヨーロッパで最も偉大な映画作家の一人と称賛するストローブとユイレが、シネマテーク・フランセーズでの自作の上映に際し、ルソーの『閉ざされた谷』を併映。彼らの支援によってオリジナルの8ミリから16ミリに変換される。2001年ヴェネツィア国際映画祭で全作品回顧上映。2007年『derives』ジャン=クロード・ルソー特集号刊行。2009年に『閉ざされた谷』DVD日本語字幕付がcapricci社より出版された。
■その他会場の詳細