ドキュメンタリー的なオープニングがやがて個人的な記憶やフィクションと結びつき、黙示録的な風景が展開していく。スタンバーグの『マカオ』を下敷きとし、クリス・マルケルなど様々な映画的記憶を刺激する。第65回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品された。