ドイツ中世の叙事詩として知られるニーベルンゲンの歌を壮大なセット美術によって映画化された。ワーグナーの楽劇のロマンティックな世界観に依拠しつつ、英雄ジークフリートの活躍、婚礼、陰謀による死、そして財宝の略奪が描かれ、ドラマは大きな弧を描いて後編へと向かってゆく。