無実の罪で投獄され、死刑宣告を受けた末に脱獄を図った主人公のH・フォンダが、受難の十字架を背負って、愛するS・シドニーと共に悲劇的な運命をひた走る。「夜の人々」や「俺たちに明日はない」など、その後の“愛の逃避行もの”の原点となった古典的名作。