フランシスカ

Francisca 1981年(166分)

監督:マノエル・ド・オリヴェイラ

出演:テレサ・メネデス ディオゴ・ドーリア マリオ・バローゾ マヌエラ・ド・フレイタス セシリア・ギマランイス パウロ・ローシャ

1850年代のポルト。小説家カミーロ・カステロ・ブランコと友人のジョゼ・アウグスト、そして「フランシスカ」と呼ばれる英国人の娘ファニー・オーウェン、実際にあった3人の恋の物語をもとに、アグスティナ・ベッサ=ルイスが書いた小説「ファニー・オーウェン」の映画化作品。二人の男に愛されたフランシスカはジョゼを選ぶが、3人の関係は悲劇的な結末を迎える。『過去と現在 昔の恋、今の恋』、『ベニルデまたは聖母』、『破滅の恋』とともに「挫折した愛の四部作」を構成する。オリヴェイラが、プロデューサーのパウロ・ブランコと組んだ最初の作品。以後、ブランコは30年以上にわたり、オリヴェイラの全盛時代を支えた。