アテネ・フランセ文化センター

ドキュメンタリー・ドリーム・ショー
山形in東京2024


隔年に開催されるドキュメンタリー映画の祭典、山形国際ドキュメンタリー映画祭。 昨年は4年ぶりのリアル開催となり、待ちわびた約2万人の観客で大きな盛り上がりを見せました。
その上映作品を東京で見ることができる、恒例のイベント、ドキュメンタリー・ド リーム・ショーを今年も開催します。パレスティナの土地と記憶に迫る特集「パレスティナ-その土地と歩む」など独自のプログラムを加え、新宿K's cinema (10月19日[土]ー11月8日[金])とアテネ・フランセ文化センターで約50本を上映予定です。
2024年11月9日(土)―11月20日(水)(10日間/日曜休映)/会場:アテネ・フランセ文化センター

東京フィルメックス関連企画
If I must dieという詩を残し空爆で世を去ったガザの詩人に共鳴する世界の映画作家が短編映画でパレスチナへの連帯を表明する現在進行形のオムニバス映画プロジェクト
『Some strings』2024 特別上映会


2023年末にイスラエルによる空爆で亡くなったリファート・アライール氏(ガザ市出身の作家で教育者)が残した詩(「もし私が死ななければならないのなら If I must die」)に共鳴して、パレスチナへの連帯を示すために各国の映画監督が1-6分の(短編)映画を作り、それらを繋いだものを各地の映画祭で上映していくという(現在進行中の)プロジェクト。
2024年9月までにまとめられた6編を一挙上映。
2024年12月2日(月)/会場:アテネ・フランセ文化センター

東京フィルメックス関連企画
Im Apparat 現代ドイツ映画作家シリーズ特別編
ペーター・シャモニ Peter Schamoni 日本未公開作上映


「オーバーハウゼン宣言」(1962)の参加者としてニュー・ジャーマン・シネマの誕生に関与したドイツの映画作家ペーター・シャモニ Peter Schamoni(1934―2011)は、『狐の禁猟期』(1966)『哀愁のトロイメライ』(1981)『春のシンフォニー』(1983)などの劇映画と並行してアートドキュメンタリーの分野でも貴重な作品を残した。1991年の作品『マックス・エルンスト放浪と衝動』は今秋日本でも公開されている。
今回はシャモニ監督がコロンビアの世界的アーティスト、フェルナンド・ボテロ Fernando Boteroを追ったアートドキュメンタリー『ボテロ、メデジンに生まれて Botero Born in Medellin』(2007)を日本初上映。上映後、同作品の撮影を担当したエルンスト・ヒルシュ、コンラート・ヒルシュ親子を招いてトークを実施する。
2024年12月3日(火)/会場:アテネ・フランセ文化センター

東京フィルメックス関連企画
アモス・ギタイ監督「エルサレムの家 三部作」一挙上映
『家』1980『エルサレムの家』1998『ニュース・フロム・ホーム』2006


イスラエル第2世代の映画作家として、マスメディアによって作られる類型的なイメージを破壊する映画を作り続けてきたアモス・ギタイ監督が、エルサレムの1軒の家をイスラエル、パレスチナ問題のメタファーとして描いた「エルサレムの家 三部作」を一挙上映。制作当時イスラエル国営放送で放映禁止の処分を受けた『家』1980をはじめ、1998年制作の『エルサレムの家』、2006年制作『ニュース・フロム・ホーム』を上映。『ニュース・フロム・ホーム』は日本語字幕版日本初上映となる。
2024年12月4日(水)/会場:アテネ・フランセ文化センター

フレデリック・ワイズマンの足跡 1967-2023
フレデリック・ワイズマンのすべて


1967年の『チチカット・フォーリーズ』以来、“現代社会の観察者”として独自の映像表現を展開し続けているドキュメンタリー作家フレデリック・ワイズマン。
60年近くにわたり、学校、病院、警察、軍隊、裁判所、図書館、議会など、アメリカの様々な施設・組織を撮り続けてきた。
ワイズマン自身が“〈われわれの生活様式の博物誌〉を紹介するドキュメンタリー・シリーズ”という作品群には、悲劇的であると同時に喜劇的、深刻でありながら滑稽でもあり、複雑であると同時に素朴(ナイーブ)、絶望の中にもユーモアが光る、矛盾に満ちた魅力的なアメリカの姿が映し出される。 本特集では、1967年から2023年に撮られた47作品のうち、現時点で上映可能な44作品を11期に分けて上映。巨匠フレデリック・ワイズマンの足跡をたどる。
第1期:2024年12月6日(金)-12月7日(土)(2日間)/第2期:2024年12月10日(火)-12月14日(土)(5日間)/第3期:2025年1月20日(月)-1月25日(土)(6日間)/第4期:2025年1月28日(火)-2月1日(土)(5日間)/第5期:2025年2月3日(月)-2月8日(土)(6日間)第6期:2025年2月12日(水)-2月15日(土)(4日間)/第7期:2025年2月17日(月)-2月21日(金)(5日間)/第8期:2025年2月25日(火)-3月1日(土)(5日間)/第9期:2025年3月4日(火)-3月8日(土)(5日間)/第10期:2025年3月11日(火)-3月15日(土)(5日間)/第11期:2025年3月25日(火)-3月29日(土)(5日間)
/会場:アテネ・フランセ文化センター

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