広島国際映画祭関連企画
アルベルト・セラ監督特集
Retrospectiva de Albert Serra
2017年11月30日(木)ー12月2日(土)(3日間)
会場:アテネ・フランセ文化センター
「21世紀の前衛」と称され、ロカルノ映画祭で最高賞を受賞するなど世界的注目を集めるスペイン・カタルーニャ出身の映画作家アルベルト・セラ。サルバドール・ダリを偏愛し、ストローブ=ユイレを敬愛し、映画のみならず、戯曲の執筆、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど手掛ける現代アーチスト、アルベルト・セラの主要なフィルモグラフィをたどります。ジャン=ピエール・レオ主演のジャン・ヴィゴ賞受賞作『ルイ十四世の死』など様々な作品を介して世界を挑発し続ける異色の創作活動に触れる貴重な機会です。
■上映スケジュール
※チケットは1回目上映開始の20分前から、当日上映分を販売します。
11月30日(木)
18:30 | 『騎士の名誉』(103分) |
12月1日(金)
16:30 | 『鳥の歌』(98分) |
18:30 | 『私の死の物語』(148分)※監督の舞台挨拶あり |
12月2日(土)
13:30 | 『主はその力をあらわせり』(146分) |
16:30 | 『ルイ十四世の死』(115分) |
18:30 | トーク アルベルト・セラ(映画監督)+諏訪敦彦(映画監督) |
■監督紹介
アルベルト・セラ
Alberto Serra
1975年、スペイン・カタルーニャ州、バニョラス生まれ。バルセロナ大学にて文学理論とスペイン比較文化を専攻。2003年『Crespia』で映画監督としてデビュー。その後、2006年『騎士の名誉』がカンヌ国際映画祭監督週間部門にセレクションされ、国際的に脚光を浴びる。複数の短編を制作後、再び2008年『鳥の歌』が監督週間部門にセレクションされる。2011年には、「キリストの名前 Els Noms de Crist」、また、110時間に及ぶヴィデオ作品「三匹の子豚」を発表。2013年には、パリのポンピドゥーセンターにてインスタレーションやパフォーマンスを含めた大規模な回顧展が開催された。同年、カサノヴァの「回想録」からインスピレーションをえた『私の死の物語』でロカルノ国際映画祭、最高賞である金豹賞に輝く。2016年、ヌーヴェルヴェーグの俳優、ジャン=ピエール・レオを主演に迎えた最新作『ルイ14世の死』は、カンヌ国際映画祭公式部門に特別招待され、同年、ジャン・ヴィゴ賞を受賞する。また、2017年にはリスボンのギャラリー(la Galerie Graça Brandão)にて「太陽王(ルイ14世)」を巡るパフォーマンスも発表した。
■関連企画
広島国際映画祭
○11月24日(金)〜11月26日(日)
上映作品:『鳥の歌』『ルイ14世の死』
ゲスト:アルベルト・セラ
京都
◯出町座
11月29日(水)17:30open/18:30start(21:00終了予定)
『騎士の名誉』上映&セラ監督によるアフタートーク
料金:一般1500円、学生シニア1200円、出町座賛助会員1000円(当日受付にてお申し出ください)
★17:30からカフェ「出町座のソコ」オープン。フード&ドリンクをお楽しみいただけます。
○同志社大学寒梅館クローバーホール
11月30日(木)18:00open/18:30start(21:00終了予定)
『ルイ十四世の死』上映&セラ監督によるアフタートーク
料金:一般1500円、学生・シニア1200円、Hardience会員1000円
*同志社大学学生・教職員(同志社大学諸学校含む)無料(11/30のみ)
お問合せ:
ヴュッター公園 email : info@vutterkohen.com
同志社大学今出川校地学生支援課 e-mail:ji-gakse@mail.doshisha.ac.jp
tel:075-251-3270(平日9:00~11:30/12:30~17:00)
出町座 e-mail:info@demachiza.com tel: 075-203-9862
関東
○東京藝術大学横浜校地馬車道校舎3F 大視聴覚室
12月3日(日)
東京藝術大学大学院映像研究科オープンシアター 連続上映+特別講義
上映作品:『私の死の物語』、『キューバ・リブレ』(2013年)
お問合せ: 東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻/opengeidai@gmail.com