世界映画地図~映画はどこから来てどこへいくのか~
第2回「海外から見た熊切和嘉作品と日本映画の現状」

2013年8月16日(金)
会場:映画美学校エクラン(映画美学校試写室)

鬼畜大宴会

鬼畜大宴会

世界映画地図

映画は国境や時代を軽々と超える。その予想外の「映画史」を可視化していくシリーズ企画です。今回は、海外で根強い人気を誇る『鬼畜大宴会』を糸口に、ヨーロッパでの「日本映画」の受け入れられ方を検証していきます。新作『夏の終り』の公開が迫る熊切和嘉監督にもゲストとしてご登場いただきます。

本イベントは、第35回PFF開催記念イベント「PFFスカラシップのすべて」の特別プログラムとして開催します。

「PFFスカラシップのすべて」(8月11日-16日 会場:映画美学校エクラン)
http://pff.jp/jp/news/2013/07/pff-21.html

■スケジュール(入れ替えなし)
8月16日(金)
15:00-参考上映
「鬼畜大宴会」(112分)
17:00-講演
「海外から見た熊切和嘉作品と日本映画の現状」
講師:ローランド・ドメーニグ(映画研究者)
ゲスト:熊切和嘉(映画作家)

■参考上映作品

鬼畜大宴会

鬼畜大宴会

1997年/16mm/112分/カラー
監督・脚本:熊切和嘉
共同製作・音響:財前智広 撮影:橋本清明 撮影助手:近藤龍人、山下敦弘 照明:向井康介 記録:前田隼人、金井亜由美 美術:安井聡子 タイトル:沢田まこと 音楽:赤犬
出演:三上純未子、澤田俊輔、木田茂、杉原敏行、小木曽健太郎、財前智広

PFFアワード1997準グランプリ作品。70年代、とある左翼グループの実権は、獄中のカリスマである相澤の恋人、雅美によって握られている。信念のない彼女に他のメンバーは苛立ちをつのらせ始めるが、やがて集団の怒りは組織から追放された山根に向かって暴走していく。

■講師

ローランド・ドメーニグ Roland Domenig

映画研究者。日本映画の字幕翻訳、日本映画の上映企画、国際映画祭のアドヴァイザーとしても活躍。2013年4月より、明治学院大学で教鞭をとる。



■料金

前売=800円/当日=1000円
※アテネ・フランセ文化センター会員の方は前売料金でご入場いただけます。

※前売券は、チケットぴあで販売中。【Pコード:551-442】販売期間:7月20日(土)-8月9日(金)

■お問い合せ

PFF ぴあフィルムフェスティバル事務局
03-5774-5296(10:00-18:00)

■会場

映画美学校エクラン
(映画美学校試写室)

東京都渋谷区円山町1-5
KINOHAUS地下1階
(渋谷・文化村前交差点左折・ユーロスペース下)

■主催

アテネ・フランセ文化センター
PFF ぴあフィルムフェスティバル事務局
PFF ぴあフィルムフェスティバル事務局