映画の上映とトーク「ソ連の知られざる雪どけ文化と映画」
2014年3月23日(日)
会場:映画美学校試写室
ロシア国立中央映画博物館副館長マクシム・パヴロフ氏来日記念企画。パヴロフ氏のセレクションによる日本未公開のソヴィエト映画を上映、そして雪どけ期のソヴィエトの文化状況をテーマとしたトークプログラムを開催します。
ロシア国立中央映画博物館副館長マクシム・パヴロフ氏来日記念企画。パヴロフ氏のセレクションによる日本未公開のソヴィエト映画を上映、そして雪どけ期のソヴィエトの文化状況をテーマとしたトークプログラムを開催します。
■上映スケジュール
3月23日(日)*13:00から整理券を配布します
17:30-上映「愛する」(73分)
18:45-トーク「ソ連の知られざる雪解け文化と映画」
出席:マクシム・パヴロフ(ロシア国立中央映画博物館副館長)、沼野充義(ロシア東欧文学研究者)、池田嘉郎(近現代ロシア史研究者)
■上映作品解説
愛する
Любить…
1968年(73分)※DVD上映
監督:ミハイル・カリク、インナ・トゥマニャン
当局によってフィルムが押収され、1990年にようやく一般公開が可能となったいわくつきの作品。四人の新進作家たちの短編を原作とし、ドキュメンタリーも交えつつ「愛する」とは何かを問う。
■出演者プロフィール
マクシム・パヴロフ
1972年、モスクワ生まれ。2006年よりロシア国立中央映画博物館(ムゼイ・キノ)副館長。ナウム・クレイマン館長の右腕として、ムゼイ・キノの数多くの上映プログラムを担当。「大島渚監督特集」や「鈴木清順監督特集」など日本映画の特集も多数開催。
沼野充義
1954年、東京生まれ。東京大学教授。著書に「ユートピア文学論―徹夜の塊」(作品社)等、訳書にチェーホフ著「かもめ」(集英社文庫)等がある。専門はロシア・ポーランド文学だが、映画評も多数手がける。
池田嘉郎
1971年、秋田生まれ。東京大学准教授。専門は近現代ロシア史。著書に「革命ロシアの共和国とネイション」(山川出版社)、訳書にミヒャエル・シュテュルマー著「プーチンと甦るロシア」(白水社)がある。
※関連企画
特別上映 雪どけとソヴィエト映画
3月23日(日)
会場:映画美学校試写室
13:40-「一年の九日」(100分)
15:50-「モスクワを歩く」(73分)
料金:
一般=1200円
アテネ・フランセ文化センター会員/映画美学校受講生=1000円
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/s/s201t.html
主催:アテネ・フランセ文化センター