堀禎一の監督2作目。大阪のとある団地に住む秋江。夫は浮気でほとんど家には戻ってこない。テレクラで知り合った進次と偶然団地で再会し、二人は燃え上がる。「シナリオ」誌ピンク映画シナリオ募集で準入選した脚本を映画化。速水今日子が不倫に溺れる秋江を好演。
紺條夏生による同名漫画の実写映画化。阿部はクラスメイトで腐女子の留美を好きになるが、留美は阿部が彼の親友千葉と交際していると信じ込み、取り合わない。高校生の恋愛をコミカルに描く。堀禎一の一般映画デビュー作。脚本には『草叢』を手がけた尾上史高も参加。
夫が脳溢血で半年前に逝去して以来、若き未亡人の摩耶は同居人で義理の息子の周平に寂しさを癒してもらう日々を送っていた。そんな中、亡き夫の弟周造との縁談が持ち上がる。映画初出演のかなと沙奈がフレッシュな演技をみせる。
高校生の悠也のもとへ、元魔法少女で血の繋がらない妹みらいがやってくる。みらいは次第に悠也の友達や学校に馴染んでいくが…。しなな泰之の同名ライトノベルの映画化。福岡でのロケーション撮影をへて、若者の青春が瑞々しく描き出される。
5月後半の、新緑の季節に行なわれる大沢の急勾配での茶摘み、そして製茶までの工場での加工の様子を静かにとらえる。
2014年6月に撮影。祇園祭の日に合わせ年に一度花火を楽しむ「ぎおん」という風習の記録。撮影は2014年6月だが、『別所製茶工場』より前に完成した。
大沢集落の短い夏をとらえた作品。「製茶工場」の持ち主である別所賞吉さんの大沢についての話や思い出などのナレーションを含めながら、夏の大沢での生活を写す。
村人の別所賞吉さんのナレーションとともに集落の歴史や冬の生活が描かれる。彼岸の頃、麻布山頂から日が昇り、長い冬が終わりを迎え、大沢集落にまもなく春が訪れる。