映画美学校+アテネ・フランセ文化センター共同企画
モフセン・マフマルバフ監督マスタークラス
Masterclasse by director Mohsen Makhmalbaf

2024年9月28日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター

イランを代表する映画監督として世界的な注目を集め、後進の指導にも情熱を注いできたモフセン・マフマルバフ監督によるマスタークラス。

■上映スケジュール
※チケットは当日14:30から販売します。

9月28日(土)

15:00 「モフセン・マフマルバフ監督マスタークラスinプサン映画祭の記録」(39分/日本語字幕)
16:00 『パンと植木鉢』(78分/日本語字幕)
17:30 マスタークラス(オンライン):
モフセン・マフマルバフ(映画監督)※逐次通訳

■上映作品

パンと植木鉢
©Makhmalbaf Film House

パンと植木鉢
A MOMENT OF INNOCENCE

1996年/78分/DCP
監督・脚本・編集・出演:モフセン・マフマルバフ
撮影監督:マームード・カラリ
音響:ネザムディン・キアーイ
音楽 :マジッド・エンテザミ
出演:ミルハディ・タイエビ アリ・バクシー アマル・タフティ マリアム・モハマド・アミニ モハラム・ゼイナルザデ

マフマルバフ監督は高校を中退してパーレビ王朝打倒の反体制運動に加わり、17歳の時に警察官から銃を奪おうとナイフで襲うが失敗し逮捕される。監督と警察官本人が、20年前に二人の人生を運命的に結びつけた重要な事件を映画で再現する。個人史、ドキュメンタリー、フィクションの絶妙な組み合わせによる作品。

■監督紹介

モフセン・マフマルバフ
©Makhmalbaf Film House

モフセン・マフマルバフ
Mohsen Makhmalbaf


1957年にテヘランの貧しい下町に生まれる。弁護士である義父の影響を受けて15歳で高校を中退し、パーレビ王朝打倒の反体制運動に加わる。17歳の時に警察官から銃を奪おうとナイフで襲い逮捕される。未成年であったため死刑を免れ、イスラム革命で釈放されるまで4年半の獄中生活を送る。革命後は政治活動から離れて文化活動に転じ、作家、ラジオ・プロデューサー、映画監督として活躍。革命後のイラン映画ニューウェーブの創始者の一人となる。
イラン政府による検閲に抗議し、2005年の大統領選挙後にイランを離れる。現在、映画監督、脚本家、プロデューサーとして活躍し、世界で最も影響力のある映画監督の一人である。2015年に第72回ベネチア国際映画祭でロベール・ブレッソン賞を受賞。
作家としては「イランのスタインベック」とも呼ばれ、著書に『アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ』『闇からの光芒 マフマルバフ、半生を語る』(共著)等がある。
主な映画作品は『ボイコット』(85)『ザ・ペドラー/行商人』(87)『サイクリスト』(89)『タイム・オブ・ラブ』(91)『ワンス・アポン・ア・タイム、シネマ』(92)『サラーム・シネマ』(95)『ギャッペ』(96)『パンと植木鉢』(96)『キシュ島の物語』(99)『カンダハール』(01)『独裁者と小さな孫』(14)。


■入替なし
■自由席
■当日券のみ/先着順


■料金

一般=1500円
学生/シニア=1200円
アテネ・フランセ文化センター会員=1000円

※映画美学校の講義の一環となるので、映画美学校受講生は無料(映画美学校事務局に事前予約が必要です)

■お問い合わせ・会場

アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
JR 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分
03-3291-4339(13:00-20:00)

■主催



映画美学校

■協力

福岡市総合図書館

マフマルバフ・フィルム・ハウス


株式会社スモールトーク
Small Talk

「イラン映画を福岡の宝物に(AIFM)」
プロジェクト
The Archiving of Iranian Film
Masterpieces in Fukuoka Project
(AIFM)