東京国際文芸フェスティバル2016 オリジナルイベント
「ジョゼとピラール」特別上映
2016年3月5日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター
作品が晦渋と言われ、「気難しい」と評されることが多かったジョゼ・サラマーゴのありのままの姿を 紹介し、ユーモアと愛に満ちた人物像を伝えた『ジョゼとピラール』。上映後には、サラマーゴ研究が 専門の藤田洵平氏とポルトガル大使館の木下眞穂氏、そしてポルトガル文化に造詣の深い岡田カーヤ氏 を迎え、ポルトガル語文学とサラマーゴの功績について考える。
■スケジュール
※チケットは13:40から販売します。
3月5日(土)
14:00 | 上映:『ジョゼとピラール』 (計117分) |
16:00 | トーク:藤田洵平(東京外国語大学修士課程)、木下眞穂(ポルトガル大使館)、岡田カーヤ(ライター・ミュージシャン) |
■上映作品
ジョゼとピラール
José e Pilar 2010年(117分)※Blu-ray上映
監督:ミゲル・ゴンサルヴェス・メンデス
映画『ブラインドネス』、『複製された男』の原作者でありポルトガル語圏唯一のノーベル賞作家であるサラマーゴの晩年に密着したドキュメンタリー。小説の執筆中に重篤な病を得ながらも、書き続けるという強い意志と、愛妻ピラールの支えによって生還を果たす。その作品や発言が時に議論を呼んだ反骨の作家サラマーゴが初めて見せた、愛とユーモアに満ちた私生活。本作は本国やブラジルなどでロングランヒットとなった。