3月女性史月間特集:ドロシー・アーズナー
March Feminist Film Month:Dorothy Arzner

2020年8月28日(金)、29日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター

ジェンダー間の平等と、女性の権利そして地位向上のために、1975年に国連により制定された3月8日の「国際女性デー」を記念し、映画史において果敢に挑戦を続けてきた女性監督の作品を紹介。
今回は、20年代から40年代までハリウッドで精力的に活躍したドロシー・アーズナーが手がけた二本の作品を上映し、さらに専門家を招いてトークを行います。

■スケジュール
※チケットは1回目上映開始の1時間前から当日上映分を販売します。

8月28日(金)

16:50 『恋に踊る』(89分)
19:00 『人生の高度計』(77分)

8月29日(土)

14:00 『人生の高度計』(77分)
16:00 『恋に踊る』(89分)
17:40 トーク:菅野優香(映画研究者)、五所純子(文筆家)、斉藤綾子(映画研究者)

■上映作品

人生の高度計

人生の高度計
Christopher Strong
77分/1933年/DVD

監督:ドロシー・アーズナー
出演:キャサリン・ヘプバーン、コリン・クライヴ、ヘレン・チャンドラー、ライオネル・バリモア

幸福な結婚生活を送っていた議員のクリストファーと、女性飛行士として活躍していたレディー・シンシアがとあるパーティで出会う。シンシアはクリストファー、妻エレーヌ、娘のモニカ、モニカの恋人で既婚者のハリーらと親交を深めていくうちに、クリストファーと恋に落ちてしまう。プレ・コード期に作られた、ギルバート・フランコウによる同名小説の翻案作品。
*上映素材の状態が悪いため映画には見苦しい点があります。ご了承くださいませ。

恋に踊る

恋に踊る
Dance, Girl, Dance
89分/1940年/DVD

監督:ドロシー・アーズナー
出演:モーリン・オハラ、ルシル・ボール、ルイス・ヘイワード、ヴァージニア・フィールド、ラルフ・ベラミー

マダム・リディア率いる一座で、中心的なダンサーをつとめる、生真面目なジュディと官能的なバブルス。対照的な二人が、ある日ナイトクラブで出会った色男ジミーに恋に落ちる。彼の心を掴むため互いを出し抜こうとするが、ジミーは元妻のエリノアをまだ愛していた。モーリン・オハラとルシル・ボールの魅力が詰まった、アーズナーの代表作。


■料金
一般=1200円(二回券=1800円
学生/シニア=1000円 アテネ・フランセ文化センター会員=800円

※各回入替制、当日券のみ販売

※トークは本特集のチケットをお持ちの方でしたら、どなたでもご参加いただけます。

■会場・お問い合せ

アテネ・フランセ文化センター
千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
JR 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分
03-3291-4339

■主催

アテネ・フランセ文化センター

■協力

中西香南子