最新作『ヴィタリナ』公開記念
ペドロ・コスタ監督特集2020
Pedro Costa Retrospective 2020

2020年8月18日(火)〜21日(金)、8月24日(月)〜27日(木)
会場:アテネ・フランセ文化センター

骨

コロッサル・ユース

何も変えてはならない

『ヴァンダの部屋』から20年、世界を驚かせ続けるポルトガルの鬼才、ペドロ・コスタ。 2019年のロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞と女優賞を受賞した最新作『ヴィタリナ』の公開を記念して、特集上映を開催する。 長編デビュー作『血』から日本劇場未公開の短編作品『わたしたちの男』、また『コロッサル・ユース』を制作中のペドロ・コスタ監督を記録したドキュメンタリー『映画作家ペドロ・コスタ/オール・ブラッサムズ・アゲイン』など、その類まれな軌跡を見つめる。

ドキュメンタリーとフィクションのあいだに線を引くことのできたじっさいの映画作家など、誰ひとりとしていなかったと思うのです。自分はドキュメンタリー映画を作っているのだろうか、それとも劇映画を作っているのだろうか。どこで両者は隔てられているのかなど、私は今まで一度たりとも考えたことはありません。そのような問いは存在しない。私たちが撮っているものは生なのです。
ペドロ・コスタ(「歩く、見る、待つ ペドロ・コスタ映画論講義」(ソリレス書店刊)より)

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■上映スケジュール
※チケットは1回目上映開始の1時間前から、当日上映分を販売します。

8月18日(火)

14:30 『血』(95分)
16:30 『溶岩の家』(110分)
19:00 『骨』(94分)

8月19日(水)

14:30 『ヴァンダの部屋』(178分)
18:00 『コロッサル・ユース』(155分)

8月20日(木)

14:30 『映画作家ペドロ・コスタ/オール・ブラッサムズ・アゲイン』(78分)
16:30 『骨』(94分)
18:30 『溶岩の家』(110分)

8月21日(金)

14:00 『何も変えてはならない』(103分)
16:30 『映画作家ストローブ=ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(104分)
19:00 『血』(95分)

8月24日(月)

14:30 『ホース・マネー』(104分)
17:00 『六つのバガテル』『うさぎ狩り』『タラファル』『わたしたちの男』(計83分)
19:00 『映画作家ストローブ=ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(104分)

8月25日(火)

16:00 『コロッサル・ユース』(155分)
19:00 『映画作家ペドロ・コスタ/オール・ブラッサムズ・アゲイン』(78分)

8月26日(水)

14:30 『六つのバガテル』『うさぎ狩り』『タラファル』『わたしたちの男』(83分)
16:30 『ホース・マネー』(104分)
19:00 『何も変えてはならない』(103分)

8月27日(木)

15:30 『ヴァンダの部屋』(178分)
19:00 『ホース・マネー』(104分)


■公開情報

ペドロ・コスタ最新作
『ヴィタリナ』


傑作『ヴァンダの部屋』から20年、鬼才ペドロ・コスタの新たな出発点

彼女の名前はヴィタリナ。自身の名前と同じ主人公を演じたヴィタリナ・ヴァレラ。虚実の狭間で自らの半生を言葉に託し、語りかけるその存在感は見る者を圧倒し、ロカルノ国際映画祭で女優賞を受賞した。
世界を驚愕させた『ヴァンダの部屋』(2000年)から一貫して、移民街フォンタイーニャスを舞台に作品を作り続けている、ペドロ・コスタ。ひとりの女性の苛酷な人生を、暗闇と一条の光の強烈なコントラスで描き、ロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞を受賞。その新たな出発点として絶賛され、世界中の映画祭が招待、リスボンでは多くの女性たちの共感を呼び、公開わずか1ヶ月で2万人を動員するヒットを記録した。


9月〜ユーロスペースにてロードショー
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■各回入替制
■日本語字幕付き

■料金

一般=1500円(3回券=3000円
学生/シニア=1300円
アテネ・フランセ文化センター会員
=1000円

『ヴィタリナ』前売券お買い上げ又はご提示=1000円

■お問い合わせ・会場

アテネ・フランセ文化センター
東京都千代田区神田駿河台2-11
アテネ・フランセ4F
JR 御茶ノ水・水道橋駅より徒歩7分
03-3291-4339(13:00-20:00)

■主催

アテネ・フランセ文化センタ—
アテネ・フランセ文化センター

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