1950年代に日本の共産化を恐れたCIAの工作の一環として、シュウ・タグチ・プロダクションズに資金提供し、製作された反共プロパガンダ映画。シベリアに抑留されていたカメラマン藤井静の実体験を基に、日本人抑留者の過酷な抑留生活を描く。真冬の北海道の原野をシベリアに見立て、日本人抑留者施設のオープンセットを建て、そこを中心に撮影が行われた。