戦ふ兵隊

1939年(66分)

監督/亀井文夫

陸軍省後援の武漢作戦の記録という国策映画の枠内で、戦争の虚しさを描いた映画である。字幕と構成だけで言外の意味を湧出する亀井文夫の屈折したモンタージュの力が冴え渡る。反戦映画として封印された傑作である。