大地

Земля 1930年(90分)

監督・脚本/アレクサンドル・ドヴジェンコ

撮影/ダニール・デムツキー 美術/ワシーリー・クリチェフスキー 助監督/ユーリヤ・ソンツェワ ラザル・ボジク

出演/ ステパン・シュクラト(オパナス) セミョーン・スワシェンコ(その息子ワシーリ) ユーリヤ・ソンツェワ(ワシーリの妹) エレーナ・マクシーモワ(ワシーリの恋人ナタールカ) V・クラセンコ(ペトロ爺さん) ニコライ・ナデムスキー(セミョン爺さん) イワン・フランコ(富農アルヒプ・ベロコニ) ピョートル・マソハ(その息子ホマー) ウラジーミル・ミハイロフ(神父)

1920年代末のウクライナの農村。若者たちはトラクターを導入し農業の集団化を進めようとするが、富農たちはこれを妨害し、ついには若者たちのリーダーを殺してしまう。党の御用批評家からは「形式主義」との批判を受けたが、しかしサイレント期ソヴィエト映画の最高峰の一つであり、生と死をめぐる美しい哲学的抒情詩である。