チェザレ・パヴェーゼ トリノ—サント・ステファノ・ベルボ

Cesare Pavese. Turin – Santo Stefano Belbo 1985年(64分)

監督/レナーテ・ザミ ペトラ・セーガー

チェザレ・パヴェーゼは、1908年にトリノとジェノヴァの間に位置する山間部のサント・ステファノ・ベルボで生まれた。彼はトリノで生活し作家活動を行なったが、1950年に42歳で自ら命を絶った。彼の最後の二つの小説、「女ともだち」にはトリノが、「月とかがり火」にはサント・ステファノ・ベルボが深く結びついている。映画は、パヴェーゼの始まりと終焉の場所と二つの小説を辿る旅である。パヴェーゼのかつての友人たちも登場し、この同郷人作家の思い出を語る。