スターリン賞を受賞したカメラマンのウラジミール・スーシチンスキーをモデルに、戦車隊付きの戦場報道カメラマンを主人公としたモスフィルムの戦争映画。ドイツ軍の降伏も間違い1945年5月ポーランドから1941年へと回想し、小型戦車501でクリミア半島のセバストポールの攻防戦に参加するスーシコフ大尉の勇姿を描く。戦時の記録映像も多用しセミ・ドキュメンタリータッチが売りになっている。監督レフ・サーコフの処女作。