両親と別れ、森で暮らす7歳の少年。その孤独を癒やすのは、親代わりの老人が語る民間伝承の物語だけだった。しかし、大人たちの「現実」が、少年の夢の世界を押しつぶしていく。チンギス・アイトマートフ原作・脚本の作品で、シュニトケの曲が使われている。1970年代に“キルギスの奇跡”と呼ばれたキルギス映画の代表作。