独立プロで製作費10万ドル、撮影日数10日という条件で撮られた、サミュエル・フラー監督のデビュー作。有名なアウトロー、ジェシー・ジェイムスを主人公にした西部劇はサイレント期以降量産されており、H・キング、F・ラング、N・レイ、P・カウフマン、W・ヒル等の作品にもある。本当はジェームスに最も信頼されていた手下でありながら、裏切って彼を射殺したボブ・フォードのその後の人生を、クローズ・アップとロング・ショットのみで描いた異色作。