ソ連は世界の陸地面積の6分の1を占めた。その各地へキャメラマンを派遣して、さまざまな土地での社会主義建設を撮影。裕福な人間と労働者の暮らしを対比的に示すほか、各地の特産物の生産、港からの輸出などが描かれる。国家輸出入事務所の発注による輸出促進の宣伝映画だが、ヴェルトフのソフキノ解雇の一因になったともいわれる。