「女房の顔の巻」と二本撮りで撮影された続篇。前作から一ヶ月後の話という設定である。会社では上司や同僚に、家では家族にやりこめられる謹厳実直な亭主の悲哀をユーモアとペーソスで描く。長年連れ添った夫婦の倦怠期を迎えた気まずい関係の顛末はいかに?