高級ブティックで働く女ドミニク。ある夜、ゲイバーでひとりの男娼を見初めた彼女は、男を自分の家に連れ帰り囲う……。三島由紀夫の同名小説を「発禁本−SADE」のブノワ・ジャコーが映画化し、禁断の愛に溺れる女をイザベル・ユペールが演じる。キリキリと苛むごときジャコー演出により、異形の愛がパリに開落する。