ポルトガル植民地戦争時代のアフリカを舞台に、不倫の愛に溺れる若いカップルの運命が、端正な白黒の映像で描かれる。現代ポルトガル映画の旗手ミゲス・ゴメスの長編第三作。カルロト・コッタの代表作とも言える本作は世界各国で公開され、ポルトガル映画の新時代の到来を象徴する作品となった。ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞、アルフレッド・バウアー賞受賞。