名匠ヴィダーの出世作となった人情劇。ミシシッピ河に浮かぶ古い艀で暮らす世捨て人の老人が、荒れ狂う嵐の夜、死にゆく女性から託された子供を育てる。しかし、やがてこの子は児童救済会の代表に連れ去られる。屋外シーンは、エリス・パーカー・バトラーの原作小説の舞台となったアイオワ州マスカティンなどで撮影された。