手塚真の8ミリ時代の集大成ともいえる大作。三日後に死ぬと宣告され、残された日々を謳歌するヒロインと爆弾をかかえた男とが、出会うときの悲劇を、メルヘン調のヴィヴィッドな感性でファンタジックに描く。躍動感あふれるミュージカルシーンは必見。ゲスト出演者の豪華な顔ぶれにも注目されたい。