パリの幽霊屋敷で共同生活する四人の演劇学校の女生徒が、政財界を揺るがす事件に巻き込まれていく。ベルリン映画祭での受賞は、ヌーヴェルヴァーグ中、最も知られざる映画作家だったリヴェットが世間で認知される契機となり、次作『美しき諍い女』(1991)の世界的成功の布石となった。謎めいた演劇教師役にビュル・オジエ。