1989年にベルリンの壁が崩壊した。本作品は、崩壊直前の壁に群がる人々、外国人観光客、東ドイツの警備隊、壁のかけらを売って歩く少年たちなどを、ナレーションを排した映像で見つめていく。また、壁をスクリーンにして壁建設当時の映像を映写。壁の歴史を見ながらその最期を見届けるのだ。