ある日、シュテファンの家を甥のパウルが訪れる。パウルの突然の滞在が、シュテファンの妻アンナ、息子のローベルトの心理の奥底を浮き彫りにし、物語は痛ましい結末を迎える。カンヌ映画祭批評家週間に出品され、脚本賞などを受賞したルートハルトの初長編。