夜の学校に残っていた女生徒が遭遇する恐怖の数々。観る人を怖がらせようとする作者の姿勢は、ホラー映画の定石をふまえつつ、誰もが感じたことのある夜の学校の不気味さを巧みに表現し、ラストのどんでん返しまで息をつかせず見せていく。