冒頭「話されるギャング」という字幕が出て、二人の役者がこれから始まる物語を説明する。そして耳の聞こえないギャング、文庫本を読む少女が映し出され、逃走と銃撃戦が展開していく。何度も挿入される章立ての字幕と途中で残りの時間を知らせるオフからのセリフ、そして順撮りで撮られた撮影日程が掲げられ、ドラマの虚構性を暴いていく。