永年、事実上アメリカの植民地だったパナマ運河地帯。1977年にカーター大統領は新運河条約を締結し、運河を米パ両国で共同管理することを決めた。政府関係者、軍人、ビジネスマンなど様々な人々が行き交うこの地帯で暮らすアメリカ人の生活が描かれる。同地帯は1999年12月31日にパナマに完全返還された。