ドイツで映画を学んだヘルマン・クラル監督が、故国アルゼンチンのブエノスアイレスに戻り、心の傷となったある出来事の真相を探るため、家族にカメラを向ける。両親、祖母へのインタビューを通じて描かれるのは、家族、両親に対する監督の感情の軌跡である。