アンディ・ウォーホールの活動拠点だったファクトリーへの言及。道行く人への突撃取材や、自らにキャメラを向けて室内を周回して歩く長回しなど、『ラボラティウム・アンソロジー』同様、メカスのビデオ映像に特有の持続するショットの力が横溢している。コマ撮りによるフィルムの表現とは異なる、メカスのもう一つの映像世界。