原正孝(現・将人)が麻布高校時代に制作し、草月アート・センター主催第1回フィルム・アート・フェスティヴァル東京68のグランプリを受賞した記念碑的作品。映画を作ろうとする少年たちのヌーヴェル・ヴァーグへのあこがれが、ほほえましい稚気と才気の入り交じったみずみずしい筆致で描かれる。