台湾で1999年9月に起こった大地震。呉監督が率いるドキュメンタリー制作集団「全景」は被災地に向かい、そこで出会った地震によって家族を失った人々を4年の歳月をかけて記録。遺族が被災者の死を受け止め、悲しみを乗り越えていく姿を通して、命の意味を問う。