大芸術学部に進学した松岡錠司の初の16ミリ。帰省した少年は幼なじみの少女と再会する。少女の変わらぬ思い。少年の戸惑い。ふっきれない思いを抱いて、少年は再び東京へ。前作「三月」の姉妹編ながら正攻法の手法で自らの青春にオトシマエをつける確かな演出力が魅力的。