イディオッツ

Idioterne 1998年(115分)

監督・脚本・撮影/ラース・フォン・トリアー

撮影/クリストファー・ニホルルム ジャスパー・ジャーギール カスパー・ホルム 録音/ペール・ストレイト 編集/モーリー・スティーンガード 音楽/キム・クリストテンセン プロデューサー/ヴィベク・ウインデロフ エグゼクティブ・プロデューサー/ペーター・アルバーク・ジャンセン

出演/ボディル・ジャージェンセン(カレン) ジェンズ・アルビナス(ストファー) アンヌ・ルイズ・ハッシング(スザンヌ) トローリス・リビ(ヘンリク) ニコラジ・リー・カス(ジェッペ) ヘンリク・プリップ(ペド) ルイス・メソネロ(ミゲル) ルイス・ミエリッツ(ジョセフィーン) クヌド・ロメール・ジャーゲンセン(アクセル) トリン・ミシェルセン(ナナ) アンネーグレッセ・ブジャラップ・リイス(カトリーン)

「可哀そう」という言葉は、危険かもしれない。一見優しそうに聞こえるこの言葉で、すべてを片づけてしまうこと。何も見ないようにすること。そんな人々の反応を挑発的なやり方で暴こうとするストファーを中心とするグループ“イディオッツ”。幼い子供を失ったばかりのカレンは、その葬式の日、立ち寄ったレストランで“イディオッツ”に偶然出会う。カレンは、なぜか彼らに惹かれ、そこに安住の場所を見出した……。4日で書き上げられたシナリオをもとに、手持ちのデジタルカメラで撮影されたこの作品は、『セレブレーション』『MIFUNEーミフネー』を生み出したドグマ95の2番目の作品として製作された。