12年に「クォ・ヴァディス」を発表し、映画に一つの革命をもたらしたと言われたイタリアのチネス社が、翌年に同じくグアッツォーニ監督を起用し「クォ・ヴァディス」を凌ぐ大作をと制作されたのが本作。紀元前40年代から30年代にかけての物語。ローマ共和国のアントニーとエジプトの女王クレオパトラの悲恋を描く。