
レイナー初の長編映画。パフォーマンスのリハーサルや写真などを挿入しつつ、三角関係に陥る男女の恋愛関係をめぐる物語が断片的に描かれる。この映画は、レイナーのダンスの世界からアヴァンギャルド映画への転向を告げると同時に、「女性の物語」やメロドラマに対する生涯にわたる関心の始まりでもある。

『パフォーマーたちの人生』に続くレイナーの長編映画第二作であり、今なお最高傑作と評されることの多い記念碑的作品。性的な不満の背後に巨大な怒りを秘めている女性の物語を、メロドラマの慣習を巧みに転覆させながら、緻密に構成された映像、画像、そしてテクストを交えて描き出す。

レイナーは本作で主流映画の語りの慣習に真っ向から異議を唱え、解き放つ試みを大胆に行った。振付師を目指してニューヨークにやってくる女性ライオン使いの物語を描くこの映画は、コラージュ、ナラティブ、ドキュメンタリーを融合させながら、観客を濃密な思考と映画そのものへの批評的視点へと向かわせる。

レイナーの4作目の長編映画。1976年から1977年にかけて西ベルリンに住んでいた経験から着想を得たもので、国家権力、抑圧、暴力、そして革命についての大胆でコラージュ的な瞑想の極致。美術・映画批評家のアネット・マイケルソンによるパフォーマンスは、9ヶ月間にわたりレイナーによって細かく振り付けされた。

レイナーの最後の長編映画は、彼女自身の経験に深く根ざした、最も私的な作品のひとつ。1990年代初頭に受けた乳がんの診断という試練と、それに続くレズビアンとしての恋愛の芽生えがこの作品の着想となっている。レズビアン、乳がん、老いをめぐる、ダークでユーモアに満ちた思索。