メグレ警部が、金持ちの女性が殺害された事件の捜査に乗り出す。パリの風景をアンスコ・カラーのフィルムで鮮やかに描き出した本作は、監督の途中交代や、長期間のお蔵入りなど数々の不幸に見舞われた。短縮版を参考上映。
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名優ピーター・ローレの脚本、監督、主演作で、実話をもとに脚色された。第二次世界大戦中ナチスの科学者として働いた主人公は、恋人の裏切りを知り殺害してしまう。終戦後の早い段階で、ドイツの忌まわしい過去に切り込んだ挑戦作。
日本で映画制作を学んだイ・ヨンミンは、60年代から70年代にかけて数々のホラー作品を世に送り出した。『殺人魔』は従姉妹と義母に騙され家を追い出された女が、彼女たちに復讐する。『恐怖の二重人間』では、マッド・サイエンティストが生み出した二重人間のもたらす騒動を描く。
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シーウィードヘッド・グリーサーズが支配する村へやってきた、芸人になるためにエルサレムへと向かう認知症の主人公。彼はやがて特殊な能力を発揮し、村人からの人気を獲得していく。監督を務めたロバート・ダウニー・シニアは今年7月に逝去した。
失われた財宝が、実は存在していたことを知った冷血な盗賊「顔のない男」は、仲間と共に略奪を狙う。ルイ・フイヤードの『ファントマ』をリメイクしたテレビシリーズとして、当初計画された。フランスの巨匠ジョルジュ・フランジュが監督した最後の映画。
フレスコ画修復のため、北イタリアの小さい街を訪れた主人公は、人々を拷問し殺害した狂気の画家の存在を聞く。脚本家としても活躍するプピ・アヴァティが監督した、ジャッロ映画(イタリア製スリラー映画の一形式)を代表する一本。