8月12日(月・祝)18:30-
たまたま通りがかった高速で、立ち往生していた男を町まで乗せたメルビン。後日、助けた男は大富豪ハワード・ヒューズその人であったことが判明する。家庭の問題を抱えながらも、巨額の遺産を相続することとなった平凡な男性を描く。多岐にわたるジャンルを手がけたジョナサン・デミ監督による、実話を元にしたコメディ作品。
8月13日(水)18:30-
死体遺棄の現場に出くわしたボーンは、それが有力者のコードであると確信する。親友で妄想に取り憑かれた退役軍人カッターにそそのかされ、恐喝行為に及ぼうとしたことから、ボーンの周辺が思わぬ方向へと進んで行く。チェコ人監督であるアイヴァン・パッサーが手がけたスリラーで、近年再評価が進んでいる知られざる傑作。
8月14日(木)18:30-
大富豪の息子エルガーは何不自由のない暮らしを送っていたが、自らの着想を元に突然黒人スラム街の古いアパートを買い取って家主となった。アパートの住人たちに警戒されながらも、多くの要求を聞き入れて行くうちに、エルガーは住人たちと徐々に親しくなって行く。ハル・アシュビーの初監督作。興行は失敗に終わったものの、批評家たちからは高く評価された。
8月15日(木)18:30-
ロスで友達と暮らすシェリルは、口論をきっかけに叔母マーサの経営する安宿へと向かう。ホテルを一人でうろつかないこと、そして化粧を落とすことを条件に滞在することが認められた彼女は、宿の奇怪な滞在客たちと交流することとなる。ニューヨークのアンダーグラウンド映画界で活躍していたポール・バーテルによる、初の長編物語映画。
8月16日(金)18:30-
ミュンヘンとザルツブルクを舞台にしたメロドラマ。アメリカ情報文化局に勤めるヘレンは、ある日若い指揮者のトニオと出会う。ヘレンはトニオの態度に反感をおぼえるが、少しずつ彼の本当の人柄と音楽に惹かれる。しかし、トニオにはヘレンには言えないある事情があった。ジェームズ・ケインの原作小説を元に、メロドラマの巨匠ダグラス・サークが映画化した。
8月17日(土)18:30-
イギリスの都市近郊で発生した連続少女暴行事件の調査に当たっていたジョンソン巡査部長であったが、取り調べ中に激しい暴行を加え、容疑者を死亡させてしまう。カートライト警視は取調室で起きた出来事についてジョンソンへの尋問を始める。ジョン・ホプキンスの戯曲を元に、ショーン・コネリーのジェームズ・ボンド引退後の一作目として製作された。